準備期間を設けないと妊活は失敗する!?妊活の前にすべきこととは

妊娠の可能性を高めるには、しっかりとした準備期間を設けることが重要です。思い立ったその日から妊活をスタートさせても、妊娠の可能性が低いばかりか、胎児に神経管閉鎖障害が発生する恐れもあります。

「妊活を成功させたい」
「元気な赤ちゃんを産みたい」

そのように思うのであれば、妊娠をする前から、もっと言えば妊活をする前から、しっかりと準備しておくことが大切です。

この記事では妊活を始める前にすべきことをご紹介いたします。

栄養を補給し、妊娠しやすい・させやすい体をつくる

妊活をスタートさせる前にすべきことは、男女ともに妊活に必要な、あるいは有益な栄養素を補給し、妊娠しやすい・させやすい体をつくること、この一言に尽きます。

それでは妊活に必要な栄養素とは何なのか。男女別に見てみましょう。

女性
葉酸、ビタミンB12、鉄分、大豆イソフラボン、ショウガ、マカ


男性
葉酸、亜鉛、アルギニン、DHA、EPA

これらの栄養素を摂ることによって、妊活の成功確率がアップします。

妊活というと、女性が心がけるべきことばかりがクローズアップされますが、妊娠の確率を上げるためには、実は男性も上記の栄養素を補給するなどといった形で協力しなければならないのです。

その中でも、葉酸を摂ることは最も重要な部類といえるでしょう。

なぜ葉酸が必要なのか

胎児は細胞分裂を繰り返すことによって徐々に人の形になってきます。精子と卵子、この二つの細胞が組み合わさることによって、一つの命が誕生するわけです。

葉酸には細胞の分裂や再生を助ける働きがありますので、妊活とは切っても切れない関係にあると言えるんですね。

女性の場合、葉酸が不足すると妊娠の確率が下がるばかりか、胎児に神経管閉鎖障害の発現するリスクが高まります。

神経管閉鎖障害とは「二分脊椎」(=脊椎の骨が脊髄を覆わないことによって神経が露出し、下肢の運動障害や膀胱・直腸の機能障害が発生する可能性の高い状態のこと)や「無脳症」(=脳が形成不全に陥ること。死産や流産になる可能性が高い)のことです。

男性の場合、葉酸が不足した状態で性交すると、それによってできた子供が染色体異常を持って生まれてくる危険性が高まります。また、葉酸が不足している男性の精子は運動率が低く、妊娠可能性を低めてしまいます。

以上のことから、妊活をスタートさせる前に、それに適した体をつくることが推奨されるわけです。

その準備期間の長さは、大体1ヶ月くらいとお考えください。女性は1日400㎍、男性は240㎍を目安に、葉酸を摂取しましょう。

このとき、食品から摂れる天然の葉酸を摂るのではいけません。天然の葉酸は体内利用率が50%程度ですので、葉酸サプリなど化学的に合成された葉酸を摂るようにしてください。ちなみに合成の葉酸サプリの体内利用率は85%くらいです。

以上、妊活をスタートさせる前に必要な準備をご紹介いたしました。